こんにちは!
Hello英会話教室・日本人スタッフのSayaです。

前回に引き続き、今回も「英語の感覚」を掴むコツみたいなものを、例文を上げてご紹介したいと思います。

え~!また文法なの~?

そんな声が聞こえてきそうですが、私が伝えたい内容は、文法というよりも「英語を感覚て掴む」方法みたいなもの。目からウロコ!みたいな部分もあると思いますので、どうぞ最後までお付き合いくださいませ!

前回は、前置詞の【OVER】を例にとって、色々と解説しました。
その記事を読んでくれた学生さんが、
「いろいろ分かり易かったです!」というメッセージを送ってくれまして、とても嬉しかったです!

そんな励ましを受けまして、今回は、助動詞【MUST】を取り上げたいと思います。
(ずっと前置詞ばかりでは、つまんないので。(^^♪)

<圧力・圧迫感の【MUST】>

なぜ数ある助動詞の中で最初に取り上げるのが【MUST】なのか。。
それは、【MUST】が助動詞の中でも比較的単純で、ウオーミングアップには最適だと思うからです。

【MUST】は、みなさんよくご存じのように、大きな意味は2つありました。

● 「~しなければならない」
● 「~にちがいない」

実は、この2つの意味は全く別個のものではありません。共通した「基本の英語のイメージ」を持っています。

それは、ドンドンっと押される感じの「圧力、圧迫感」です。まずは、この「プレッシャーみたいな感覚」を抑えましょう。

では、例文でこの基本のイメージを広げていきます。

① I must go now. (今すぐ帰らなくっちゃ!)

この文章は、例えば友人の家にお邪魔していて、ついつい長居してしまった為に、その家の奥さんから、「そろそろ帰れ~!!」みたいなオーラが出ているのを感じ、そのプレッシャー【圧力】でこういう言い方をした。という感じです。その奥さんの強烈なオーラを感じているわけです。

これも同じような文章です。
⇒ You must do it by 9 o’clock. (8時までには、それをやってしまなわければならないよ!)

この【you】に向けられている強烈な【圧力】は、ある意味とても【命令的】と言えます。【you】はそれをとても明確に感じるという訳です。

② He must be very stingy. (彼は、かなりなケチに違いないよ!)

これは、【MUST】の2番目の意味「~に違いない」に当たりますが、「~しなければならない」という意味とそれ程大きくかけ離れてはいません。

実はこの「~に違いない」も、ある種のプレッシャー【圧力】なのです。

例えば、社会人の男性が、大学生の後輩を食事に誘っておきながら、食事代を「1円単位まで割り勘」したとします。
社会人なのに、お金のない学生からもきっちりと「1円単位までお金を取る」というその事実は、「ケチだ!」と結論づけなければならないほどの立派な理由です。
このような、証拠や事実に基づく考察が、大きな【圧力】となって、「彼はケチだ」という結論になるわけです。

<【MUST】のプレッシャーってどれ位?>

【MUST】のプレッシャーは、まさに「命令」と同じくらいのニュアンスです。
なので、次の2つの分は、ほぼ同じ意味。

● You must say you are sorry. (あやまれよ!)
● Say you are sorry. (あやまれよ!)

次の文章からも、このプレッシャーが「命令」と同じ意味だと分かると思います。

● I must do my English homework.(英語の宿題をしなければならない)
● Everybody must be here by 7 o’clock. (7時までにここに全員集合しなければならない)

先生にそのように「命令」されて【圧力】を感じる文章ですね!
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<【MUST】と【Have to】の違い>

基本的に、【MUST】【Have to】は、ほぼ同じ意味を持っています。

● He has to do it. (彼はそれをやらなければならない)
● He has to be joking. (彼は冗談を言っているに違いない)

このように、【MUST】を使った時と大変似ています。多くの場合、どちらを使っても意味は変わりません。
ただし、その基本イメージは、実は違っています。

【MUST】が「命令」と同じニュアンスがあるのに対して、【Have to】は「必要性」です。例を上げてみますね!

① You must get your hair cut.
② You have to get your hair cut.

どちらも「髪を切らなくちゃいけない!」という意味ですが、使うシチュエーションが違います。

①は、話し相手が、その伸びた髪にうんざりして放った言葉。いわゆる「命令」口調です。
②は、話し相手の個人的な感情や考えから出ているのではなく、例えば「仕事に差し支えるからね!」という理由からくる「必要性」が言わせた言葉です。要するに、何らかの客観的な理由があるわけです。

昔、否定形の【Must not】は、「~してはいけない」という意味になるのに、否定形の【don’t have to】は、「~する必要がない」と訳させられたことを思い出します。
これは、この「命令」と「必要性」のニュアンスの違いから来るものだったんですね!

これらの踏まえれば、次の文章のニュアンスが感覚的に理解できると思います。

● You don’t have to come at 8, but you must not arrive later than 9:30.
⇒ 8時に来る必要はないけど、9時半を過ぎてはだめだよ!

<プレッシャーを感じずに、英語を楽しもう!>

宮崎Hello!英会話教室の英語は、圧力なんて全然ありません!プレッシャーは0です!

楽しい仲間と一緒に少しずつ英語を感覚で理解できるように、最初は何でも先生に質問しましょう!

どんな質問だって構いません。恥ずかしがらず、変なプレッシャーは捨ててくださいね!

それこそ、自分が思ったイメージを絵に描いて、それを先生に英語に訳してもらう事も結構役立ちます!

そして、学び始めたら、できるだけ続けてください。続けることが大事です。

迷った時には、先生に相談!Duncan先生に何でも聞いてね!

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<参考資料>大西泰斗氏&ポール・マクベイ氏共著「ネイティブスピーカーの英文法」

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